今日は第61回日本形成外科学会総会3日目で、演者として発表してきました。(今回の学会は欲張って2つの演題(1日目の豊胸と今日のアンチエイジング)を発表しました。
美容のセッションで、題名は
-196℃で凍結保存した脂肪を使ったSerial Injection治療:瘢痕治療、肥沃化、瘢痕改、若返りなどへの応用
Serial Injections of Cryopreserved Fat at -196℃ for Tissue Rejuvenation, Scar Treatment, and Volume Augmentation
です。
内容は脂肪は一回で100%定着することは不可能なので(しこりなら可能だが、誰も望まない)残った脂肪は保存して使いましょう。しかし一般的な保存では脂肪や脂肪幹細胞が年月と共に壊れてしまうので、-196℃で凍結すれば安全に、長期的に保存可能という内容です。
何回も痛いのは嫌ですから、1回で多めに脂肪採取して(せっかくなら嫌いな部分の脂肪を吸引して)何度も注入すれば、豊胸のバストの大きさの保持はもちろん、お顔に関してはアンチエイジング、いや、バックエイジングも可能ではないかと思っています。
詳しい内容はまた後日お知らせします。
下は今学会主催の久留米大学医学部形成外科、教授の力丸先生(高校時代の同期)と一緒に。