今日はCRF豊胸と、VASERLipoの手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。
さて、今日はバッグ取り出しと同時のCRF注入モニターゲストの術後1週間目のチェックがありました。皆様も術後の状態に興味があるでしょうから供覧しましょう。
まずは術前です。一目でバッグだと分かります。特に矢印の部分は角になってます。また、バッグが乳房を内側から押してますので、皮膚が薄くなり、どこを触ってもバッグがペコペコと触れます。
術前のエコーです。バッグは大胸筋下に入っています。
薄い部分です。左胸、皮膚からバッグまで何と2.4ミリしかありません。
右胸も皮膚からバッグまで2.4ミリしかありません。
これではペコペコするし、すぐバッグが触れるはずです。
では術後のエコー像です。
左術前はたった2.4ミリが術後15.3ミリになっています。(同じ場所)
右の術前2.4ミリだった場所です。12ミリになっています。
もちろんバッグは無く、カプセル内の貯留もありません。
また、今回測った距離の下は、被膜の下になります。この層にもとても厚く脂肪が流入されているのが分かります。
乳頭直上あたりの術後エコー画像です。(順に右、左)
皮下(乳腺の上)、カプセルの下(=大胸筋内+大胸筋下)に十分脂肪が注入されています。
壊死像やしこり等も見えません。
そして、少し衝撃的ですが、術中の写真もお見せします。
片方のみ抜去したところです。抜いた方は窪んでいます。
両側抜去後です。フラットというより両胸が凹んでいます。
これが術後1週間後の実際の写真です。
まだ内出血で痛々しく見えますが、実際はほとんど痛くありません(ゲスト本人曰く)。色はただの色で経過とともに消えます。炎症もありません。もちろん感染もありません。
形は自然で、さわり心地はやわらかく、ご本人は大満足なさっていらっしゃいました。
下は、エコー中の私の写真です。手術帽のせいで、髪がピンと立っています。決して”妖怪のせい”ではありません。
お疲れ様でした。
この様に、難しい手術の経過が良好だと、やって良かったと、嬉しくなってきます。
さて、明日からも良い手術をどんどんやっていきます。楽しみにしていてください。
今日も手術なさって下さった方、そして手術に携わってくれたスタッフに感謝です。
◎この他、バッグを抜去しCRF豊胸をされた方の症例は、こちらからもご覧頂けます。ペコペコした胸に悩んでいる方、ご相談ください。