今日は東京院でVASER 及びCRFのセミナーでした。
ご参加下さったドクターは
・木沢記念病院 形成外科 高木 美香子 先生
・KANAC美容外科皮膚科クリニック 今泉 明子 先生
・赤井クリニック 赤井 秀美 先生(順不同)でした。
今回は全ドクター形成外科出身の先生でした。手術の技術はもちろん、学術的なディスカッションも沢山できました。参加有難うございました。
施術はVASERを用いたCRF豊胸で、セミナーの内容は
VASERの仕組み、実際の使い方、注意事項、デザインの要点、
CRFの原理、マイクロCRFの原理、実際の注入技術(豊胸):注入層等、バッグ摘出の技術やコツ、その結果等です。
また、よくあがった話題は、脂肪注入手技(どのくらい細かく注入するか)と注入層、そしてBRAVAに関しても多くの質問がありました(今日はBRAVA併用のCRFの方がいらっしゃったので)。
実際の手術と共に、沢山のスライドも見ていただきました。そのスライドの中で、最も驚かれたのが下の画像です。
これは他院でバッグ抜去後、当院でCRF豊胸を希望されていた方の術前(=ブラバ後)のエコー像です。以前バッグが入っていたスペースが塞がっておらず、ブラバの陰圧で拡大され、ハッキリ分かります。(黒の層)・・・詳しくは2014年9月29日のブログを参照ください。
バッグを抜いたスペースは塞がらず残っているという証拠画像ですが、おそらくこの事実はあまり医師でも浸透していないと思います。(よって今提出中の医学論文に記載しています。)
こういった医学的な話がドクター間でできると、私もディスカッションしていて楽しいですし、役に立ちます。
今日もセミナーモニターとして手術を受けて下さった方、セミナーに参加いただいたドクターの皆様、そしてこのセミナーに携わってくれた皆様、そしてスタッフに感謝です。