今日はバッグ取り出しと同時のCRF豊胸、そしてVASER脂肪吸引の手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。
本日紹介するモニター様は、50歳女性で、以前挿入したバッグが固く、また、一部しこりのように触れるという事で、シリコンバッグ外来にいらっしゃいました。
エコーで確認するとバッグは完全に折れ曲がり、皮膚からバッグが触れる場所での、皮膚~バッグまでの距離はなんと2.1mm、いつ皮膚を突き破ってもおかしくない状態でした。術前の写真でもうっすらわかるかもしれませんが、少し赤みを帯びています。(放置すれば皮膚を破って露出するでしょう)
手術はバッグ取り出しと同時のCRF豊胸を行いました。
まずは術前の写真右胸(向かって左)中央にバッグが皮膚を押し出し、色も変わっています。
術前のエコーです。エコーの計測で、皮膚からバッグまでの距離がたった2.1ミリしかありません。
そして術後6か月です。大きさも(バッグを抜いたにもかかわらず)あまり変化しておらず、自然で柔らかい胸です。もちろんバッグも触れません。
そして術後のエコー像です。脂肪もしっかり定着しており、しこりもありません。
取り出したバッグです。シリコンが体内に流れ出すことなく、(脇から)抜去しました。
では動画も見てみましょう。
術後、ご本人は、”こんなに柔らかく、自然になるのならば、早く手術しておけば良かった。ストレスがぐんと減りました”と喜んでいらっしゃいました。
当院のシリコンバッグ外来には、バッグ挿入後で不安な方:固い、不自然、痛い、触られるとわかってしまう、冷たい、といった様々な理由からバッグの抜去、そして自然な胸を取り戻すために同時のCRF豊胸を希望なさる方が、たくさんご来院なさいます。
まずは気軽にご来院ください。エコーで確認し、ベストのアドバイスをいたします。
今日も手術をなさって下さった方々、そして手術にかかわってくれたスタッフに感謝です。