今日ご紹介するのは、明らかにシリコンバッグが入っていると分かるモニター様です。バッグ取り出しと同時に行った脂肪注入豊胸の様子を解説します。
まずはシリコンバッグの状態を確認
手術前に、現状のバストの様子を確認しました。8年前にシリコンバッグを挿入したとのことですが、見た目にも結構不自然さが目立っていますよね。
触ると固く、バッグのペコペコとした感触が伝わってきます。
感覚的に、おそらく皮膚の表面からわずか2.5~2.7mmのところにバッグがあるようでした。バッグが入っている箇所に脂肪を注入するわけにいきませんから、この狭いスペースに、かつ塊にならないように脂肪を注入する必要があるわけです。塊で注入すると、その脂肪はすべてしこりになってしまいます。
シリコンバッグを除去した後の胸の状態
こちらはシリコンバッグを取り出した状態のバストです。完全にフラットな胸で、むしろ少しえぐれた感じです。ここに脂肪を注入して、ふっくらとしたバストに仕上げていきます。バッグが入っていたスペースをよけながら、表皮近くや大胸筋の中などに、脂肪の層を幾重にも積み重ねていくイメージです。
シリコンバッグの除去後の脂肪注入豊胸。その効果は?
術後3か月の様子です。決して大きくはないですが、自然で柔らかい胸に仕上がっています。術前の見た目、触感の不自然さが、きちんと解消されました。
【術前】
では動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=nBPuCWnQW9I
いかがでしたか?
ご本人もとても喜んでいらっしゃいました。
当院ではこういった、人工のシリコンバッグでお悩みの方に最適な方法として、バッグ取り出しと同時の脂肪注入豊胸を得意にしています。
気になる方は気軽にご来院ください。ベストのアドバイスをいたします。
今日も手術をなさって下さった方、手術に関わってくれたスタッフに感謝です。