今日はFATBANKで保存済みの脂肪注入によるSRFフェイス(若返り)そしてVASER脂肪吸引の手術でした。手術は問題なく終わっています。仕上がりを楽しみにしていてください。
本日は今年紹介したブログのうち、私が気になった写真、もしくは繁盛が多かった症例をいくつか紹介します。
①女性VASER脂肪吸引4D(アブクラックス作成)
22歳の女性で、ご希望はほっそりとして、健康的に割れたお腹(アブクラックス)でした。当院ではVASER脂肪吸引で可能な限り脂肪を多く取り除く
だけでなく、ご自身の筋肉のラインをくっきり見せる技術=VASER4D を得意としています。ちなみに私は日本でVASER4Dの免許を取った最初の医師になります。
では症例を、見てみましょう。
まずは術前
デザイン後です。
そして5年後の写真です。
すごくきれいなスタイルですよね!
細く、痩せた感じで健康的に割れたお腹、くびれたウエストが希望の方にはベイザー脂肪吸引+4Dの技術でアブクラックスを作ると満足度が高いです。
ご自身も、自分の写真を見て“カッコいい”と、今の仕上がりに大満足でいらっしゃいました。
今日も手術をなさって下さった方々、そして手術に関わってくれたスタッフに感謝です。
①VASER4Dシックスパック(男性)
32歳の男性モニター様です。術前は運動もしていなかったとのこと。
まずは術前の写真
しっかりマーキングして手術に臨みます。
手術翌日、念のためご来院いただいた時の写真です。手術翌日でこの陰影です。
術後2か月がこの状態。内臓脂肪はご自身で減らしたということでした。
もちろんご本人は大満足、
〝今はジムにも通い始めました!!。自信をもって運動できます!ありがとうございます!” とおっしゃいました。
確かに御覧の通り内臓脂肪も減った感じですね。
ご本人が前向きになってくれることが最も嬉しいので、この言葉を聞くと、”この仕事ややってて良かった”と、私たち(スタッフも)嬉しくなります。こちらこそ、声が聞けて、ありがたいです。
②BRAVA豊胸(2019年から乳房拡張器)で確実な豊胸を:特にフラットな胸の方のために:2018年形成外科学会総会発表スライドと共に
BRAVA(External pre-expansion device)は術前に乳房に陰圧をかけ皮膚を伸ばし、注入量のキャパシティを増やすとともに、(術後の)血流の増加を促し、定着率を上げる素晴らしい器具です。
結論から言うとBRAVAを使ったほうが、使わないより、医学的(統計学的)にほぼ間違いなく良いという結果です。
以下今年の形成外科学会総会で発表した一部です。
下のように、漏斗胸の方などにも有用です。(漏斗胸で大きさではなく、基本的には左右差を改善したい方:よって左右の注入量も違います)
このBRAVA(治乳房拡張器)を用いた豊胸は日本で当院が一番行っています。よって、下のデータはかなり信頼できるデータだと考えます。
下写真はは前回、今年の形成外科学会総会にてBRAVA豊胸、乳房再建の第一人者R.Khouri 先生、日本の乳房再建の第一人者の一人である佐竹先生と共に。
現在、THE CLINICではBRAVAに代わり「BEbra(ビブラ)」という乳房拡張器を使った新施術・コンデンスビブラの提供を行っています。詳細は以下のリンクよりご覧いただけます。
▷コンデンスビブラ豊胸
③SRFフェイス:脂肪、そして凍結保存脂肪による若返り
以前は脂肪は当日にしか安全に注入できませんでしたが、今は医学(科学)の進歩で、脂肪や脂肪幹細胞を‐196℃で凍結して、一回の脂肪採取で何回もの脂肪注入(や脂肪幹細胞注入)ができる時代になりました。(−196℃で凍結保存すれば長期的に保存可能です)
つまり、脂肪採取した日の脂肪が未来に使えることになります。
例えば今日脂肪吸引した脂肪を当日の若返り(例えば頬のコケやコメカミの窪みなど)に使い、半年後に目の下に注入、一年後に手の若返りに使ったり出来るという訳です。もちろん、いろんな場所にも使えます。
脂肪はボリューム作成にもなりますし、脂肪幹細胞の働きで肌自体の若返りにも有効です。
実際のモニター様の例を見て見ましょう。
手術当日にCRF(額、コメカミを丸く、頬のコケ、頬の高さ、法令線等)注入して残りを凍結保存し、後日その脂肪を注入しています(SRFフェイス)。
術前
術後
脂肪の威力ってすごいですね!
今年の診療は今日までとなります。
今年手術や処置を受けてくださった方々、カウンセリングにお越しいただいた方々、そして経過観察に来ていただいた方、当院に出向いていただいた方すべての方々、及び当院のスタッフ全員にも感謝です。
皆様良いお年を。
来年もどうぞよろしくお願いします。