今日はCRF豊胸とSRF(凍結脂肪:FATBANK)を利用した顔への脂肪注入(若返り)手術でした。手術は問題なく終わっています。
本日は数日前に手術した24歳女性をご紹介します。
他院での脂肪豊胸術後にできた巨大しこりの切除手術をご紹介します。(術中写真や、切り取った壊死した脂肪を見たくない方は矢印の下の写真は見ないでください。)
まずは取り出したしこりの大きさを見てみましょう。
左は直径7センチ、右も4センチと1.5センチの石灰化したしこりでした。
石灰化したしこりを割ってみると下のように壊死した脂肪が出てきました。
実際の写真は下写真のように、胸の大きさのほとんどが、硬いしこりで作られていました。
傷は一番目立たない様に乳輪下の約2.5センチでのアプローチです。
どうして7センチものしこりが、わずか2.5センチの切開口から取り出せるかというと、石灰化したしこりの中身(壊死した脂肪)を除去し直径を小さくしてから取り出していくからです。
手術終了後、柔らかくなった胸にご本人は安心し喜んでいらっしゃいました。
また、取り出したした“しこり”の大きさ、そして硬さ(石灰化)に、びっくりなさっていらっしゃいました。
今日も手術なさって下さった皆様、そして手術に関わってくれたスタッフに感謝です。
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【注】これより下は術中の写真を載せています。気分が悪くなる方も多いと思いますので、閲覧注意です。医療関係者等どうしても見たい方のみ下にスクロールしてみてください。
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術中写真
小さな乳輪切開のみで、乳腺を避け(傷つけず)しこりに到達
下の写真はしこりの被膜に糸をかけ、石灰化したしこりの一部分のみを切開。しこり内の壊死脂肪をわざと流出させしこりの大きさをへらしている写真。直径を小さくして、乳輪の下縁のみの切開で直径7センチのしこりを除去。
下の写真は取り出したしこりと、しこり内部の壊死した脂肪