今日はバッグ取り出しと同時のコンデンスリッチ豊胸、そして、コンデンスリッチ豊胸と同時の乳頭縮小の手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。
さて、今日は最近とても多い手術を紹介します。授乳後の乳頭の形(大きさ、長さ、垂れ)の修正です。
当院へは授乳後のバストの変化に悩んでいる方がたくさん来院されますが、その中でも①バストの大きさや張り②乳頭の形(大きさ、長さ、垂れ)が最も多い2つのご相談です。
さて本題は、これらに対してどういったアプローチをするのか? ですが、
①に対してはご存知の様にコンデンスリッチ豊胸、
②に対しては乳頭縮小手術となります。
最近は「せっかくだから同時に手術できますか?」とのご質問も多く、答えはYES。実はとてもお勧めの手術になります。
乳頭縮小の手術手技は多数ありますが、私が多くの症例で行う方法はLewis法やLai and Wu変法を用います。簡単に説明すると、乳頭の茎(芯)に当たる部分の皮膚をドーナツ状に切除して、さらに乳頭の先端を(状態に合わせて1~3か所)チーズ状に三角形に切除。これを上手く縫い合わせ、”長さ(下垂)”も”大きさ”も同時に改善させます。
乳管は温存していますので、再度の授乳にも困らないのが良いところです。
こういった乳頭縮小も以前は単独で行う事がほとんどでしたが、コンデンスリッチ豊胸の症例が増え、授乳後の方がたくさん来院される様になり、同時手術のニーズも増えてきました。
ただ、症例数がある程度まで達しないと、その同時の手術も安全性や完成度に不安が残ります。しかしながら、(コンデンスリッチ豊胸と乳頭縮小の)同時手術の方の症例も増え、皆さま術後の経過にも問題なく、満足度の高い結果が得られる事が分かり、今では同時手術も当たり前になってきました。
最近はコンデンスリッチ豊胸も症例数がとても多く(お陰様でTHE CLINICは日本一の症例数です)安全に、正確に、そして短時間でできるようになったため、より患者さまに負担をかけず手術が出来る様になりました。つまり、乳頭縮小の様な追加の手術(バッグ摘出も同様です)もより安全に同時に出来る時代になってきました。嬉しい事ですね。
今日も手術なさってくださった方、手術に関わってくれたスタッフに感謝です。