今日は他院修正と同時のアブクラックス(2パック)の手術でした。
他院で腹部全体の脂肪吸引後、下腹部凸凹になったため、他院でも修正済みとの事ですが、治らなかったとの事。
せっかくなら、修正と同時にウエストのくびれ、とアブクラックスを作りたいとの事でご来院なさいました。
まずは他院術後の状態を見て見ましょう。
明らかに下腹部は凸凹ですし、引き攣れがありますね。
術前のデザインです。
下腹部の緑のマーキングは硬く瘢痕組織になっている状態です。紫は明らかに筋肉に癒着して引き連れている場所です。
正常かつ、理想的なラインにするため、ご自身の肋骨、腹直筋、骨盤などもマーキングしています。
手術内容はVASERで均した後、理想的な立体になるまで吸引し、癒着部をVASERで剥離し、凹みに脂肪注入(CRF+マイクロCRF)です。
ただ、下腹部は凸凹というだけでなく、瘢痕による引き攣れ、固さを伴っていましたので、脂肪注入は数回行うことを前提に、今回採取(吸引)した脂肪で当日使わなかった残りはFATBANK(脂肪幹細胞を多く含んだSRFという状態で-196℃で保存)をして、次回の注入の負担軽減を図りました。
そして術直後です。(色むらは麻酔のせいです)
下腹部の凸凹が消え、上腹部にはアブクラックスが見えますね。ウエストもしっかりくびれています。
術後の仕上がりが楽しみですね、また皆さんに追って報告します。
今日も手術なさって下さった方、そして手術に関わってくれたスタッフに感謝です。