今日はコンデンスリッチ豊胸、そして3Dセルリフト+マイクロCRF(顔の若返り)の手術でした。手術は問題なく終わっています。お疲れ様でした。
脂肪注入による豊胸は、脂肪吸引が上手くいかないと満足度が極端に低くなります。当院で設けている外来には、脂肪注入後のトラブルで来院される方がとても多いです。最も多いのがしこり、次に多いのが吸引部のトラブルです。
当たり前ですよね。せっかく胸が大きくなっても、大きなしこりになったり、吸引した場所が凸凹や弛み、おかしなラインになったりしたら、何のために豊胸したのか分かりません。・・・今日も外来にそういった患者様がいらっしゃいました。ウエストからヒップ、そして太腿から採取したようですが、お尻が垂れ下がりウエストの弛みもあって、メリハリが無い体型になってしまっていました。・・・正直かわいそうです。
脂肪注入は脂肪採取が必須となります。つまり脂肪吸引が上手くいかないと、この手術は成功になり得ないのです。
その第一弾として、今日は腰のデザインをメインにお話しします。
腰、簡単に言うと骨盤、仙骨、腰椎の骨、そして大臀筋、広背筋(胸腰筋膜)、外腹斜筋の筋肉、さらに皮下組織(脂肪)で成り立っています。これらの解剖を熟知し、どうしたら綺麗なラインが(医学的に)作れるかが大切です。
手術をお受けになる方にとって、ベストのラインを作り上げるのが私たちの仕事です。今、当院ではほぼ100%の方にベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)を用い、脂肪採取しています。理由には、スムーズな理想のラインを作るために皮膚の収縮が高いベイザーリポが必要な事、そしてベイザーリポで(上手に)採取した脂肪は脂肪注入に適していることがあげられます。・・・これらに関しては以前のブログをご参考になさってください:
https://ameblo.jp/theclinic-ohashi/entry-11433909213.html
https://ameblo.jp/theclinic-ohashi/entry-11525217222.html
では、デザインを含めた腰の脂肪吸引の動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=SYhDIUH9zzk&feature=youtu.be
いかがでしたか?
やはり、豊胸のための脂肪採取はデメリットではなく、メリットにして綺麗なラインを手に入れたいですよね。
今日も手術をなさって下さった方、そして手術に携わってくれたスタッフに感謝です。