報告遅くなりました。今月14‐16日に札幌で開催された第62回形成外科学会総会で、培養脂肪幹細胞添加脂肪豊胸(セルチャー豊胸)の有用性に関して発表してきました。
演題は”培養脂肪幹細胞添加脂肪豊胸(セルチャー豊胸)の有用性:術後MRI 画像による評価”
です。
発表の内容は演題の通りで、セルチャー豊胸の有用性、安全性を術前後のMRI 画像によって示したものになります。
脂肪幹細胞は、いわゆる(一般の方に分かりやすく説明すると)脂肪の卵ですので、その分定着率が良くなります。もっと詳しく言うと、定着率の向上のみ血流も増え、バッグ取り出しと同時のCRF豊胸等に用いると、脂肪壊死やしこりといったリスクの軽減に関与できると考えられます。
なお、今回の学会も、たくさんの先生と交流、ディスカッションが出来、実りある学会となりました。
座長を務めてくださった、浅野先生、また、アドバイスをいただいた吉村教授を含めすべての先生方に感謝です。
下写真、乳房再建の先鋭Visconti 先生(伊)、形成外科の重鎮Toledo先生(UAE)と共に
ヴェリテクリニック福田先生と共に
Kinny先生,Khouri先生,Magalon先生、世界の脂肪のスペシャリストと共に。
今日も手術をなさって下さった方々、そして手術に関わってくれたスタッフに感謝です。