今日はBRAVA豊胸、そして他院脂肪注入後のしこり除去手術でした。
BRAVAとは、胸に陰圧をかけて、脂肪の注入スペースを広げるための器具です。痩せ型で、あまり多くの脂肪が注入できそうにない方に併用すると、大変効果的です。実際にどのような効果が得られたかをご紹介しましょう。
BRAVA+脂肪注入豊胸モニターの紹介
BRAVA豊胸モニター様は24歳女性、AAカップ、長身で超痩せ型の方でした。
術前のBRAVA着用前が下の写真です。左胸郭が窪んで少し漏斗胸気味になっています。
BRAVA着用後のバストは?
BRAVA着用後、手術当日の脂肪注入直前が下の写真です。
BRAVA着用(陰圧)で皮膚がかなり伸びています。ブラバの跡がうっすら残ってますが、強い炎症はありません。
脂肪注入豊胸の、術前マーキング
当日のマーキング写真です。緑で囲んだ部位は窪みが強く、補正のため大胸筋内や大胸筋下に脂肪をやや多めに注入しました。
下の写真は、脂肪採取部位のマーキングです。本当に痩せていらっしゃいましたが、それでも少しでもラインがきれいになるようにまた、ヒップが下がったりしないようにデザインしています。
豊胸手術直後の様子
結果として脂肪を片胸に約270㏄ずつ、CRF(コンデンスリッチファット)で注入して、当日の手術は問題なく終わりました。もしBRAVAで皮膚を伸ばしていなかったら、片胸180㏄位しか注入できなかっと思います。脂肪というものは、許容量より多く入れるとしこりになってしまいます。ですからこの方の場合、本来は180㏄以上入れるとしこりになってしまうはずだったのです。そこにBRAVAを併用したことで注入スペースが広がり、結果的に片胸に270㏄も注入できました。元々の許容量より約90㏄も多く、しかも安全に注入できたというわけです。
下の写真は、オペ室で撮影した手術直後の写真です。
こちらは、リカバリールームでの写真です。
かなりサイズアップしたことがお分かりいただけるでしょうか。
この後腫れやむくみが引いてくると若干小さくなりますが、それでも術前に比べると十分に大きくなっているはずです。最終的な仕上がりが楽しみですね。
今日も手術をなさって下さった方々、手術に関わったスタッフに感謝です。
◎ザ・クリニックの痩せ型豊胸についてレポートしたコラムも併せてご覧ください。