シリコンバッグ豊胸は古くから行われている豊胸手術ですが、これに関するトラブルは今でも後を絶ちません。実際、当クリニックのシリコンバッグ外来にも連日多くの相談が寄せられます。
ここでは、シリコンバッグ豊胸の実態(概要、メリット、デメリット、注意点)をお示しするとともに、トラブルが起きてしまった際の唯一の対処方法(=シリコンバッグの抜去)をいかに進めるべきかについて、私見を述べたいと思います。
シリコンバッグ豊胸とは?
シリコンバッグ豊胸は、医学的には(乳房)シリコンインプラント挿入術と呼ばれます。少なくとも日本で認可されている乳房インプラントの内容物にはシリコンが充填されているため、一般的には「シリコンバッグ」と呼ばれます。乳がん術後の再建、もしくは豊胸目的に用いられます。
豊胸用バッグの種類
バッグの種類は、大きく以下の3つの点で分類できます。
すなわち
①内容物(シリコン、生理食塩水、CMCなど)
②形(アナトミカル型=しずく型、またはラウンド型:丸いおわん型)
③表面の性状(テクスチャードタイプ=ザラザラした手触り、またはスムーズタイプ=ツルツルした手触り)
です。
現在の日本では、保険治療の関係でほとんどの施設でアラガン社のテクスチャードタイプのシリコンバッグが用いられています。乳がん後の乳房再建に用いる場合、保険適用が承認されているためです。
バッグの形は手術をお受けになる方の胸の形によってアナトミカル型かラウンド型が使われます。
シリコンインプラント
アナトミカル型
テクスチャードタイプ(アラガン社)
シリコンインプラント
ラウンド型
テキスチャードタイプ(アラガン社)
シリコンインプラント
ラウンド型
スムーズタイプ(アラガン社)
シリコンバッグ以前の豊胸用バッグ
現在、日本で主流の豊胸用バッグはシリコンバッグですが、過去に豊胸用バッグを挿入した方の中には、今では使われていないバッグが挿入されていることもありえます。美容医療は比較的規制が少ないため、先に紹介したアラガン社シリコンゲル以外のインプラントも頻繁に用いられているのです。少なくとも10年ほど前まではCMCバッグ、液状シリコンなど、破損すればトラブルにつながりやすいバッグも数多く使われていました。
生理食塩水バッグ
バッグの中身が生理食塩水ですので、万が一破れた場合はすぐに漏れ出し、ペタンコになってしまいます。また、触感がシリコンより悪いです。
液状シリコンバッグ
このタイプのシリコンバグは、現在ほとんど使われていません。1ミリでも穴が開いていると、そこからシリコンが流れ出してしまいます。ちなみに現在のシリコンバッグの中身は液状でなく、やや弾力性があるものです。小さな亀裂では、一気に流れ出さない仕様で“コヒーシブタイプ”と呼ばれています。
CMCバッグ
CMCとは、Carboxy Methyl Cellulose(カルボキシメチルセルロース)の略です。このバッグは、フランスのアリオン社が開発しました。CMCバッグの中身は、CMCと生理食塩水、さらにメチレンブルーの混合物質からなるハイドロジェルです。
アリオンのCMCブレストインプラントはかつてヨーロッパ市場に広く流通していましたが、PIP社のハイドロジェルブレストインプラントのリコール問題や、2000年にイギリスの政府機関(MDA)が警告文を発表するなどの騒動を経て、評価を落としました。今ではフランスをはじめとする欧州各国ではCMCバッグの販売を禁止しており、米国の政府機関(FDA)でも未承認となっています。
一方、日本の市場においては、他国では類を見ないほどアリオンCMCが普及しました。この要因は、日本に人工乳房(豊胸用バッグ)やアリオンCMCに関する正しい情報が不足していたことにあると考えます。
CMCは食品添加剤としても使用されており、このことから、アリオンCMCが豊胸用プラントとしても安全であるかのように謳った広告が、かつては見受けられたものです。しかし、経口摂取による影響と、体内に埋入したインプラントからしみ出た成分が体内に吸収された場合の影響を単純に比較することはできません。いくら食品として使われているとはいえ、豊胸用バッグとしての長期的な安全性を証明するものではないのです。
日本でいまだにCMCを使用している施設は少ないとは思いますが、過去に挿入された方は要注意です。
CMCバッグ
ラウンド型
テクスチャードタイプ(アリオン社)
シリコンバッグ豊胸でバストアップ可能なサイズ
人工物ですので基本的にはご希望に応じたサイズアップ(例えばブラジャーの3サイズアップ)も可能です。
ただし、元々胸がない方にあまり大きなシリコンインプラントを挿入すれば、パンパン感が出てしまいます。アナトミカル型は立っていると自然な形ですが、横になったり触ったりすると、人工物であることがよく分かります。
シリコンバッグ豊胸の手術の流れ
日本人の場合、多くの方が傷を気にされます。よってほとんどの場合、脇下(腋窩)からバッグを挿入することになります。ただし、欧米の主流に従い、乳房下縁から挿入することもあります。
最終的にはご自身の乳房の形、大きさ、ご希望のサイズなどからバッグの種類、切開線の位置、挿入する位置(大胸筋下、乳腺下、デュアルプレーン/大胸筋下+乳腺下)を決めます。
最近ではカプセル拘縮(被膜が狭く、硬くなること)の原因の多くが細菌感染だということも分かってきました。このため欧米では「ノンタッチテクニック」と呼ばれる方法が好んで使われています。これは、一切バッグに触れることなくバッグを挿入するテクニックです。ただ、この「ノンタッチテクニック」を行うには乳房下縁を切開する必要があるため、日本では今のところあまりポピュラーではありません。
なお、麻酔は静脈麻酔下で眠った状態で行う方法か、硬膜外麻酔(背中の麻酔)で意識下に行う方法かのどちらかで行います(私は静脈麻酔で行っています)。
■大胸筋下法(バッグが大胸筋の下) ■乳腺下法(バッグが乳腺と大胸筋の間)
シリコンバッグ豊胸の術後の経過
術後は1週間目で抜糸します。きちんと止血がなされていれば、内出血の心配はさほどありません。最も問題になるのが傷跡です。バッグを挿入した傷が目立たなくなるまでに少なくとも数か月かかるとお考え下さい。場合によっては、傷は消えずに残ってしまうこともあります。
現在使われるバッグのほとんどがテクスチャードタイプ(表面がザラザラ)なので、マッサージは不要なことが多いです。なお、大胸筋下法は痛みが強い傾向にあります。痛みは一般的に1~2週間程度続きます。触られても良い状態になるには、約1ヶ月はかかると考えておいてください。
シリコンバッグ豊胸のメリット、デメリット
現在主流のシリコンバッグを用いた豊胸手術は、従来のバッグ(CMCバッグ、液状シリコンバッグなど)を用いた豊胸手術に比べて安全性は高いですし、アクアフィリングなどの異物を直接注入するよりずっと安全だと考えます。
一番のメリットは、大きさが自分で選べ(脂肪の有無にかかわらず)、確実に大きくなるという点です。
デメリットは①傷(脇又は乳房下縁)が残ること②バッグ本来の硬さを感じること③動かない(揺れない)こと④ずれる可能性があること⑤カプセル拘縮(バッグの周りの自分の被膜が狭くなり硬くなる)の可能性があること⑥破損の可能性があること、⑦石灰化の可能性があること、そして、最近形成外科学会内で話題になっている⑧Breast implant-associated anaplastic large cell lymphoma (乳房インプラント関連未分化大細胞リンパ腫)との関連性否定できない点です。
最近ではシリコンバッグによるトラブルが明らかに増えており、当クリニックのシリコンバッグ外来では、ほぼ毎日といって良いほど相談を受けています。
私の場合、バッグを挿入するよりも、他院で挿入されたバッグを抜去する機会の方が多いので “触られると固いのですぐシリコンバッグと分かってしまう”、“触られなくとも、揺れない、横になった時に流れない、形が不自然などといった理由でばれてしまう”といった不安を訴えて来院される方に頻繁に出会います。なお、“乳房インプラント関連未分化大細胞リンパ腫”に関しては、“まれだがあり得る”といった位の認識で良いでしょう。
シリコンバッグ豊胸のトラブル(失敗)と対処法
失敗の種類はさまざまですが、最も多いものが「カプセル拘縮」です。次にバッグの移動(ずれ)、変形、破損といったものになります。カプセル拘縮の原因は破損、感染、出血などです。一方、バッグのズレは医師の技術(のなさ)によるものです。
シリコンバッグ豊胸のトラブル①カプセル拘縮
バッグ自体が異物なので、挿入後は生体防御反応としてバッグの周りに自分の被膜(カプセル)が作られます。カプセル拘縮とは、その被膜が狭くなりバッグが硬くなることを指します。
病態の分類には「Bakerの被膜拘縮分類」を用います。
実際の症例を見てみましょう。
症例1:37女性、石灰化を伴う高度(Baker 4)カプセル拘縮
症例2:54歳、石灰化を伴う高度(Baker 4)カプセル拘縮
症例3:31歳 カプセル拘縮(石灰化無し)+バッグのズレ(偏移)
症例4:30歳 カプセル拘縮(石灰化無し)+バッグの位置異常(ダブルバブル)
症例5:28歳 カプセル拘縮(石灰化無し)+バッグの位置異常(上方偏移)
硬縮が強い場合のエコー画像
強い拘縮が起きている状況下のバストのエコー画像(超音波画像)をお示しします。バッグが折れ曲がっていることが容易におわかりいただけるかと思います。この方の場合、バッグが皮膚を圧迫して、皮膚を突き破りそうです(実際、バッグの折れ曲がりが皮膚を突き破って露出してしまうこともあります)。
皮膚からバッグまでの距離は2.1mmと表記されていますが、実際、皮膚の上から尖ったものを感じました。
硬縮が弱い場合のエコー画像
被膜拘縮が弱い場合は、シリコンバッグが波打ったようになります。これはリップリングと呼ばれ、エコー画像で見ると下図のようにバッグの波打ちが出てきます。通常、バッグは黒く描出されますが、破損していると、バッグ内部の色が均一にならず混濁が見られます(専門的すぎるのでエコー画像は割愛します)。
シリコンバッグ豊胸のトラブルはなぜ起こる?
上記のようなトラブルは医師の技術不足で起こる場合もありますし。シリコンバッグの寿命で破損し、それが原因でカプセル拘縮を起こす場合もあります。
バッグの寿命はバッグの種類によって変わってきますが、私の経験上、昔のものだと約10年が寿命だと考えられます。
最近のシリコンバッグはシリコンを取り巻く皮の部分が何層にも補強され破れにくくなっています(その分少し硬くなっています)ので、それよりも耐久性は良いのでしょうが、カプセル拘縮を起こしてバッグが折れ曲がってしまうと、いくら最近のシリコンバッグでも破損します。皆さんには、「シリコンバッグは、いつかは破損する可能性がある」とご認識いただけば結構です。
シリコンバッグ豊胸後のトラブルには、どう対処すべきか?
ほとんどの場合、シリコンバッグをそのままにして治すことはできません。できたとしても、再度拘縮する(再発する)可能性がとても高くなります。よって、治療するには、まずバッグを抜く(抜去する)という方法しかありません。もちろん抜去しただけでは、その後の胸はペタンコ、場合によっては、えぐれた状態になります。今までバッグで圧排された乳腺、大胸筋が偏移や菲薄化を起こしているからです。さらに石灰化が強い場合は、えぐれるというより、卵の殻が割れて凹んだ状態になってしまうこともあります(下図参照)。
高度石灰化したバッグ除去後。卵の殻が壊れたように、凹んだ状態。
抜去は、バッグを挿入した際に切開した箇所(乳房下縁)から行った。
片側のみ抜去後術中写真↓
このような状態ですから、何らかの方法で形を整えなければいけません。では、具体的にどう対処すべきでしょう?考えられる方法を以下にまとめます。
シリコンバッグの入れ替え
同じカプセル内に挿入する場合はかなり小さなシリコンバッグになります。したがって別の層を新たに剥離して挿入することも少なくありません。なお、高度に石灰化した被膜は除去したほうが良いでしょう。ただしいずれにせよ、再挿入したシリコンバッグが再びカプセル拘縮を起こしたり破損したりする可能性は払しょくできません。
ヒアルロン酸/アクアフィリングの充填
この場合、被膜拘縮が進んでしまったり、ヒアルロン酸が漏れ出して変形したりすることも少なくないので、あまりお勧めしません。
またアクアフィリングなどでの充填も推奨しません。ヒアルロン酸同様、変形や漏出の可能性あることに加え、まだ十分な安全性が確保されていないためです。
脂肪注入での再建
脂肪注入は適切な手術を行えば、自然で柔らかい胸に仕上げることができます。ここに挙げた対処法の中で、唯一、本当に自然なバストが手に入る方法でしょう。私の場合、最近ではバックの抜去と同時の脂肪注入を好んで行っており、その治療成果は医学専門誌にも投稿しています。
シリコンバッグ抜去後の脂肪注入豊胸はどのように進めるか?
シリコンバッグ抜去後の脂肪注入豊胸は、私の場合、抜去と同時に行うことがほとんどです。理由は、
①バッグを抜去した時が最も皮膚が伸びており、脂肪を注入しやすい
②抜去後ペタンコの時期が無くなるので、ゲストの満足につながる。
③抜去から時間をおいて脂肪注入を行う場合、残存カプセル内に脂肪を注入してしまう危険が高くなり、そうなると大きな“しこり”になってしまう。
等です。
では、その手術を成功させるためにはどういった点に気を付ければよいのでしょう。以下に、日ごろ私たちが配慮している点をまとめました。
①脂肪の採取方法(脂肪吸引)1-2)
一般的には、太ももや下腹部、腰といった場所から脂肪採取します。理由は良質な脂肪と脂肪幹細胞が多く含まれることと、繊維質でないため出血も少なく、さらに、ご自身のボディラインもきれいにできるからです(余分な脂肪を取って胸に移動させますので一石二鳥です)。
②脂肪の作成方法(加工)3-6)
脂肪吸引で採取された脂肪は脂肪幹細胞が少ない状態であり、この脂肪幹細胞濃度を高めるとより脂肪が定着しやすくなることが分かっています。そのための方法には、脂肪幹細胞を添加する方法(CAL)と脂肪幹細胞濃度を濃縮させる方法(コンデンスリッチファット:CRF)があります。
私の場合、脂肪を無駄にしたくないためにコラゲナーゼを使わないコンデンスリッチファットを用いたCRF豊胸をメインに行っています。
③脂肪の注入方法7-9)
いくらCRFのように質の良い脂肪を用いても、注入法を間違えるとしこりだらけになってしまいます。脂肪の注入技術は2006年にコールマン先生が発表した“コールマンテクニック”が現代の基本と言えます。
要は、脂肪が生き残るため、また、しこりを作らないためにはできるだけ細かく注入する必要があるということです。
また、これを基礎医学的に証明した有名な論文を日本の東大グループが発表しました。その決定的な画像が下の図です。分かり易く説明すると、注入した脂肪は外側から0.3mmぐらいがそのまま生き残り、最高1.2 ㎜までが再生可能、それより内部は壊死してしこりになるか、生き残らずに消えてなくなるということを示しています。当クリニックでは、この「注入脂肪の概則から1.2㎜しか生き残らない」という事実を踏まえ、直径2.4㎜までの細い麺状注入(2.4ミリ・ヌードルインジェクション)を徹底しています。よく、直径2.4ミリ以下の注入管(カニューレ)で注入すれば直径2.4ミリ以下の注入ができるのでは?と勘違いされますが、実際はそう簡単にはいきません。
もう一つのポイントは、脂肪は組織の各層(皮下、乳腺下、大胸筋内、大胸筋下)に万遍なく、かつ、細く長く(2.4ミリヌードルインジェクションで)注入することです。これらを実現するのに最も大切なのは、結局はドクターの技術力だと考えています。
(自治医科大学 吉村浩太郎教授より提供)
④脂肪の注入量
もう一点、注入する脂肪の量も、大きさ、しこりに影響してきます。
皆さんの中には、脂肪を多く注入すればそれだけ胸を大きくすることができるとお考えになる方がいらっしゃるかもしれませんが、事実は異なります。
その方にとっての適正量以上の脂肪を注入しても、注入した脂肪は生き残ることができず、逆に壊死に陥り、結果的に胸が小さくなってしまうか、しこりとして残るだけになってしまうのです。
有名な論文を紹介しますね。下がその説明図です。簡単に説明しますと、ある点を境に、劇的に脂肪の定着が悪くなること(=生き残らないでしこりになること)を意味しています。脂肪注入で大事なのは、決して多く入れ過ぎないことなのです。
シリコンバッグ抜去+脂肪注入豊胸、手術後の経過は?
手術は、基本的には日帰りで行います。シリコンバッグを除去するだけの場合、ダウンタイムはほとんどありません(バッを取り出す傷のみ:約1週間目の抜糸)。
脂肪豊胸を行う場合は脂肪採取部位のダウンタイムがあります。脂肪採取部位、胸ともに一般的には1~2週間は内出血と腫れが見られます。
仕事の内容にもよりますが、手術翌日のみお休みをとって、その翌日には仕事に復帰なさる方が多いです(当クリニックのスタッフ、同手術経験者のほとんどは、痛み止めを服用し、出勤しています)。シャワー浴は術後3日目から可能で、普通の入浴は1週間目から可能です。
脂肪注入豊胸のメリットとデメリットは?
メリットは、何といっても自然な感触が得られるという点です。柔らかく温もりのあるバストに仕上がります。
デメリットは、脂肪が少なく、脂肪を採取できない方の場合、手術が困難だということです。その点、当クリニックではBMIが16という、非常に痩せ型の方に対しても安全に施術を行った実績がありますので、ご安心ください。
手術後のバストの大きさは、バッグの入れ替えを行ったときと同じとまではいきませんが、仕上がりの自然さという点で、ほとんどの方が満足なさっています。
実際に当クリニックでシリコンバッグ抜去と脂肪注入豊胸を受けられた方たちの写真をお確かめください。
まとめ
シリコンバッグ(乳房インプラント)による豊胸も進化はしていますが、やはり限界があります。実際バッグの不自然さで悩んでいらっしゃる方はとても多く、当クリニックのシリコン外来には毎日多くの問い合わせがあります。
バッグの不自然さをなくす唯一の方法はバッグの抜去ですが、バッグの抜去に伴うバストの喪失感は大きいものです。そこを補完できるのが、脂肪注入豊胸だと考えます。
この脂肪注入豊胸では脂肪の質の高さも重要ですが、最も大切なのは、その脂肪を注入するテクニックでしょう。熟練した技術で注入しないとしこり、脂肪壊死といったトラブルにつながってしまうからです。
当クリニックの「シリコンバッグバッグ抜去+脂肪注入豊胸」は、こうした技術を駆使して行っており、多くのゲストにご満足いただけています。もし興味をお持ちいただけましたら、是非ご相談にいらしてください。