新手術:アンダーブーブ豊胸 フラットなバストの下乳をボリュームアップ

今日はバッグ摘出と同時のセルチャーCRF豊胸の手術でした。手術は問題なく終わっています。仕上がりを楽しみにしていてください。

今日は画期的な新手術の紹介です。

日本人の場合で皮膚の伸びが悪い場合は、当院では皮膚拡張器(ビブラ)が適応となります。おそらく今の豊胸ではセルチャー(培養脂肪幹細胞添加)と並んで、最も日本人を含めたアジア人に適した手術です。

しかし、もう一つ新しい手術を当院で始めました。

乳房下縁を伸ばし、より自然なバストの形を作るアンダーブーブ豊胸です。その衝撃のモニター様の写真をお見せします。

 

まずは術前

この形(乳頭から乳房下の縁までが特に短い:4センチ以下)の場合、数年前までは正直脂肪注入による豊胸はあきらめざる得ない状況でした。

それがブラバ(今はビブラ)豊胸が開発されやっと脂肪が確実に定着するようになりました。今までのブログでたくさん紹介しています。

https://www.theclinictokyo.jp/category/breast-implants/brava/

を参考にしてください。

そしてさらにごく最近画期的な解決策が発明、開発されました。

乳房下のライン(IMF)を糸で伸ばすオプションです。今年のPRSの論文に掲載された方法で、日本では今年の形成外科学会の海外部門で発表されました。

開発者のVisconti 先生はすぐさま有名になり、今や世界から引っ張りだこの形成外科医です。私もVisconti 先生の方法を学会で直接お会いして詳しく方法を教わり、モニター様の快諾が得られたため今回の手術に踏み切ったところです。

乳房下のラインを糸で形成し、そこに脂肪注入することでふっくらとした下乳を作ることから、この新施術は、英語で下乳を意味するアンダーブーブ(underboob)豊胸と名付けました。(詳しくは、ザクリニック公式サイト・アンダーブーブ豊胸をご覧ください)

 

今回の主治医は形成外科専門医で乳房再建が得意な浅井ドクターで当院のホープです。

術直後の写真です。術中座位

アンダーブーブ豊胸にビブラを併用することで、大きさと共にバストの形も一回でより自然になっています。

正面からは下のように(術中写真でやや痛々しいですが、傷も内出血もきれいに治ります)乳房の形が綺麗にできています(赤矢印の張り出しが部分が自然さを表しています)。

時間とともにより自然で柔らかくなってきます。

また結果は皆様に報告します。楽しみにしていてください。

今日も手術を受けてくださった方々、そして手術に関わってくれたスタッフに感謝です。

 

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